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企画とものづくりのせめぎ合い [雑感]

企画・コンセプトを考える時に、作業の方法が頭にちらつくとアイデアに制限が起こることが多い。
後々の工程を考えると突拍子もない話は出にくい。

しかし、それでは企画としてはありきたりのものになる可能性がある。新しいアイデアが出た時には、今までの技術のあらたな組み合わせを考えたものづくりが必要になる。実際誰もやったことのないことで、その実現可能生は未知だったりする。

当然、先をあまり考えていないアイデアを現場に持ち込めば、やり取りは当然激しいものになる。その激しいやりとりが前向きにできた時にとてもすばらしい結果が生まれる。

良いチームとはそういう激しいやり取り、相手の発想を真っ正面から否定しない集団のことではないだろうか。
「プロとしての仕事をしながらお互いを尊重する。」いい仕事をしているチームは活気があり明るい。

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お国柄? [雑感]

住宅のインテリアに興味があるので、家具や照明器具などをお店で見たりするのが好きなのですが、インテリアと言えば、壁紙なども自分で替えれたらいいのにと思います。

海外などでは、毎年壁紙を自分で貼替えたりすることも、あるそうですが、日本の場合はあまり当てはまりませんね。また、ビニールクロスというのが、どうも好きになれないです。
そんなことを考えていると、日本人は、住宅のインテリアにあまりこだわりを持たなくなったものだと思ってしまいます。

アメリカやドイツなどは、家を建てれば、それはとても大切にして、自分でなんでもしようとします。それは、程度の良い中古住宅が、それなりの価格で売れる市場があるというのも家を大事にする理由にはなっているでしょう。昔の日本人は、もっと家を大切にしていたとような気がします。やはり、戦後、安普請でも大量の住宅が必要であった流れが、今になっても尾を引いていると感じます。

坂の上の雲ではないですが、第二次世界大戦へ突き進んだ日本の過ちは、指導者・政治家の不在の歴史でもあり、その後日本が、良き指導者に恵まれたことはありません。住宅に関してのこだわりを比較すれば、そんなことも思います。

ただ自分が本当にやろうと思えばいくらでも出来るんですよね。どのように実現していくか、お伝えしていきたいと思います。

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労働の対価 [雑感]

人からお金を預かって、100億円を運用して、

利益を出した人の報酬が、1億円。

普通に働いて、報酬が500万との比較を考えてみた。

今、世の中では難しい仕事をしている人が偉くて、

報酬も高いが、この乱暴な資本主義の悲惨な結果の世の中で、

その価値観は本当に正しいだろうか?

偉い人が決めた、労働の対価の基準。

それが、資本主義の一番の矛盾なのではないだろうか。

金融・不動産など、資本主義的テコの効く商売の労働の対価と

1次産業やものづくりに徹している人の労働対価は、

本当は、逆でも良いのではないだろうか?

逆になった世の中を考えてみると、今とは全く違う、

穏やかな世界が見えないだろうか。



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お風呂洗いって好きですか? [雑感]

自宅のお風呂洗いは、自分の役目だ。

最近まで、結構さぼっていて、シャワーにすることが

多かったけれど、寒くなってきて、お風呂を沸かすように

なった。

お風呂洗い・・って、好きな人いますか?

お風呂って、汚れた体を洗う所だから、放っておくと

すぐに汚れがたまって、洗うのがおっくうになる。

自分も結構苦手なほうだ。

ただ、毎日のようにお風呂を洗うようになって、

ある日突然、お風呂に許されたようながした。

それは、今までさぼっていて、汚いものとして

お風呂を見て、いやいや洗っていたものが、

毎日洗っている間に、少しずつ全体もキレイに保たれる

ようになって、洗っていても嫌じゃなくなって・・。

お風呂が自分へ歩み寄って来てくれたような気がした。

その時、お風呂全体を見渡した時に、すべての場所が、

しっくりいって、とても近く感じた。

その時にお風呂から、「ありがとう」という声が聞こえたような

気がした。

その時から、お風呂洗いが、少し好きになった。

なにかが、見える・分かる瞬間ってこんな感じなのかなって

思った。

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まるいたべもの [雑感]

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まるい食べ物は、はじめどこから食べようか迷う。

一口目食べると食べた跡が残るから、

次は迷わずにそこからパクつくことができる。

以前「ごまたまご」というお土産をもらって、

食べた時にふと思ったことがある。

ある日、2つのごまたまごを、二人で分けながら、

食べた。二つあったので、結局二人で分けながら、

二つとも食べた。

とてもよくできたお菓子で、おいしかったんだけども、

なにかしっくり来なかった。

それは、「全体のどこから食べ進めていくのか」

という楽しみが、分けながら食べることで

半減してしまったことと、

自分のペースで食べられなかったことだと思った。

自分は、甘いものはゆっくり食べる方なので、

最初から一人一つずつ食べていたらそんなことはなかったのだろう。

同じ分量を食べてもでも少し満足感が違う様に感じた。

少し不思議だった。

最初から一つしかなかったら、分けて食べられたことだけで、

幸せに感じるだろうなぁ。

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物欲とは [雑感]

世の中には、たくさん欲しいものがある。

形のあるもの無いものに関わらず。

自分から欲しがっているのか、メディアによって、

欲しい気持ちにさせられているのかは分からない。

質素な生活を常とする人にとっては、

余計なものと思うかもしれない。

確かに、本質を知りたいと思う時には、

ものや見た目が邪魔することは多い。

ただ自分が欲しいものは、作り手の思いがこもっていると

感じられるもののような気がする。

それはデザインであったり、精密さであったり、

生真面目さだったり。

使って満足し、さらに作り手に思いを馳せることで

さらにうれしい気持ちになる。

自分にとって、ものを欲しがるということは、

つくり手と物を通して対話したいということなのだと思う。

そう思えるものにたくさん出会いたいし、

そう思われるものづくりをしていきたいと思う。

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