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サンフラワー号 きりしま 乗船 [火山灰シラス壁]

大阪南港〜鹿児島志布志港まで、約16時間の船旅。

ETCの割引に負けないように、最近は、

フェリーも大幅割引やっています。

乗った時には、JAF会員向けにも割引サービスをやってました。

株式会社フェリーさんふらわあ

出発前の様子
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二等船室でも清潔で快適。仮眠には十分。

夕方出発して、朝に到着するので、大阪から九州まで車で、
安く行くにはもってこい。
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朝焼けもきれいで◎
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船内の細かな注意事項は、すべて「船長さんの命令」です。

大きな船の割に、船内のあちこちに貼ってある、

船長さんの気遣いや注意には、頭がさがります。

この程度の内容なら、船長がわざわざ言うまでもない

ものもたくさんありました。

(総務部長ぐらいで十分かと)

気にしてみて見ると結構面白かったですよ。

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火山灰シラス見学会番外編でした。






火山灰シラス壁は水に強いのか? [火山灰シラス壁]

シラス壁は、呼吸する壁として、珪藻土に比べてもかなりの水分を吸収します。

実験的に、霧吹きで水を吹きかけた場合、

クロス・・・最初から垂れる。

珪藻土・・・3吹き程度から垂れる。

火山灰シラス・・・10吹き程度から垂れる。

という程度の結果になります。

これは、火山灰シラスが他の素材と比べて、驚くほど多孔質で、表面積が多いことが理由となっています。

そのような性質ですが、やはり洗面所の水がかかる所や、風呂場の中には、向いていないと言えます。

石膏ボードをご存知だとイメージが早いのですが、やはり水を吸いすぎると弱くなる性質があります。

部屋の湿度調節機能として水を捉える程度が、火山灰シラスと水分の良い関係だと思います。

呼吸する火山灰シラス壁 [火山灰シラス壁]

前回の耐久性についての続きですが、今日は、空気清浄効果と並ぶシラス壁の特徴である調湿効果について、触れたいと思います。

壁が湿度を調節してくれることで、まずは、結露が減少します。

そうすると、喘息やアレルギーのもとになるカビの発生を抑え、

また、冬場に窓にガラスがびしょ濡れになって、カーテンが濡れるなどの不快感から解消されます。

よくマンションのリフォーム時にビニールクロスを剥がすと、裏にカビがいっぱいということはよくあります。

特に洗面所が多いですね。そういうのをたくさん見ていると、どうにかしたいと思う様になります。

シラスの粒子は、非常に多くの凹凸あり、水分をとらえ、湿度によって、吸収・放出をしています。

50%〜60%の湿度に保つ働きますから、部屋自体が快適に感じます。

湿度が下がると体感温度が下がるので、夏はエアコンの温度設定をを1度〜2度下げることができます。

これは、電気代の節約になりますし健康的です。

調湿効果は、

家の空気環境を考える時、

・熱交換24時間換気システム(機械的)

・自然の風を通す(自然的)

どちらの方向性にするにしても、部屋での快適さに非常に大きな役割を果たします。

次回は、耐久性の話に戻りますが、

一体どれほどの水分を吸うのでしょうか?

また、お風呂の壁の様な場所では使えるの?

水をかけたりしても大丈夫?

なのでしょうか。

施工手順の説明の様子
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火山灰シラス壁に欠点はないのか? [火山灰シラス壁]

とても機能の良い、空気清浄機でもすぐ壊れたり、音がうるさ過ぎたりしては、買う気にはなりませんよね?

高機能なシラス壁の場合、気になる点は何でしょう?

皆さんが、一番気になるのは、やはり耐久性ではないでしょうか?

ポロポロと壁が落ちてこない?
子供が触っても大丈夫?
水に濡れても大丈夫?

などではないでしょうか?

生活スタイルによって求めるレベルがかわってきますが、
ビニールクロス・コンクリート打ちっぱなし・珪藻土・土壁・・などと比較して考えることでしょう。

言えることは、あくまで自然素材であるので、大量生産的な均一クオリティーとは、違うものであるということを理解され、その良さを感じられる方が使用されることをおすすめします。

例えば、ひび割れに関しては、下地の関係もありますが、少しはあると考えていた方が良いでしょう。その前提でどのような強度がお話ししたいと思います。



まず、触っただけでは、ポロポロ落ちてきたりということはありません。手で強くこすってみても
ほとんど落ちません。表面の堅さは珪藻土よりも強いです。

ですので、ポロポロと落ちることで、掃除が大変とか、服につくということもあまり無いと思います。

表面はざらっとしています。手等をこするとちょっと痛いぐらいです。

シラス壁は、コテで抑えたつるっとした仕上げが標準ではありません。
これは、機能と製品の特徴からくるものです。

ですので、金コテおさえ仕上げをした場合のように表面がシャープにはなりません。
ただし、うっすらと刷毛目が入る程度のシンプルな仕上げは可能です。

結論として、日常生活において、強度面からの耐久性は問題ないと言えると思います。

では、水に対しては?




火山灰シラス壁は、天然の空気清浄機となりえるのか?④ [火山灰シラス壁]

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工場近くの施行中の現場に案内してもらいました。

一般のクロス仕様の住宅と比べ、室内の空気が、全然違います。まず、シックハウス的な匂いはいっさいしませんでした。

また、消臭効果によって、「室内が無臭!」状態でした。珪藻土の家だと少し水っぽい匂いがする場合も
ありますが、そういう匂いもまったくしません。

近くに、1年ほど住まれた家にも案内してもらいましたが、生活臭も全くしないのは、とても驚きました。

前日に焼き肉をしたとのことでしたが、全く分かりませんでした。

住んでいる人の悩みとして、「花の香りも消臭されてしまうんです。」とのことでした。

見本帳の一例
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実際に消臭効果は、期待以上です。

でも、もし自宅に塗るのなら、気になることはまだありますよね?

先にもっと知りたい方は、リフォーリーのホームページをご覧ください。




火山灰シラス壁は、天然の空気清浄機となりえるのか?③ [火山灰シラス壁]

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工場内では、ふるいにかけられ、粒子を整えられたシラスと、着色の為の岩料の粉末を一定の割合で調合してます。

比率の精度を守るため一袋ずつ調合されています。

着色の為の素材も天然石を粉末状にしたものなので、時間が経っても色あせなどは、ほとんど無いそうです。

ここで働いているかたは、地元の方々で、農作業と兼業で行っておられます。

「新二毛作の会」と呼ばれ、シラス壁の生産が地元の経済に寄与しています。そのあたりも、自然を大切にする素材として大事なことだと思います。

シラス材は一袋25キロありますから、畑仕事も同様に、重たい作業もあります。作業されている方々には、頭がさがる重いです。

火山灰シラス壁は、天然の空気清浄機となりえるのか?② [火山灰シラス壁]

ここは、工場裏の採掘現場です。このシラスは、約2万5千年前の火山の噴火で、マグマが噴出し、冷えかたまったものです。火山の噴火の度に降り積もる火山灰の堆積物ではありません。その堆積物は現地では、ボラというそうです。降り積もったものと、マグマから出来たシラスでは、性質が違うそうです。実際に触ってみましたが、さらさらとしたものでした。実際の商品になるまでには、まだ数工程あります。どんな商品なのか早く知りたくなりましたか?
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火山灰シラス壁は、天然の空気清浄機となりえるのか?① [火山灰シラス壁]

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キャンペーンに先立って、宮崎県都城市山田中霧島へ生産の現場へ行ってきました。工場と行っても、地元の農家の方の手作業で行われていました。珪藻土などでは、製品にするまでに、1000度近い温度で焼く工程がありますが、火山灰は、もともとマグマであるため、その工程が必要なく、また水分を飛ばすのも天日干しで行われています。
s_DSCF1307.jpgこの写真は、その乾燥工程のビニルハウスです。中には、このような採取されたシラスが、積んであります。
乾燥後次の工程に向かいます。

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